不動産営業マンの副業大家日記

不動産営業マンが副業で大家業をはじめました。そんな大家業を綴っていきます

新規物件購入計画③否決

久々の更新となります。


さてタイトル通り購入計画は金融機関の否決でFINISHとなりました・・・



正直安心している所もあります・・・



否決は結構早い段階で1週間で出ました。


稟議を上げて頂いた金融機関さん、見積もりをとってくれた司法書士さんと、外装業者さん、保険会社さん。そして、紹介してくれたコンサルタントさん。売主さんにご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。



さて、今回の購入物件のスペックです。


郊外の築27年・S造4階建て・土地約460平米・建物約440平米の物件です。


居住用賃貸5室・テナント2室で現在満室


想定年間賃料約390万円で表面利回り20%の物件



修繕をかけて、15年返済フルローンでも実質で厳しく見ても利回り15%の物件です。



そんな物件の否決理由は・・・


いわく付き物件だからでした・・・



いわく付きは知っていました・・・


だから、この高スペックでも中々本気になれませんでした・・・


初代所有者さんを含めて、過去27年の間に複数回の差押・競売を経ています。ほぼ全ての所有者が破産しています。



今回の融資打診した金融機関さんでも3人の破産者が出ている物件でした。



そして、物件の知りえない瑕疵も金融機関さんは把握していました。


治らない雨漏りと冬季間の水道凍結、水漏れ等々


雨漏り告知は受けていましたが、きちんと原因究明して、対策を打てば大丈夫と高をくくっていましたが、金融機関さんいわく、新築以来ずっとある問題だそうです。




金融機関の支店長さんいわく、「今回の否決はやまさんの問題ではなく、物件の問題で否決となりました。この物件購入はやまさんの為にならない!!との結論に達しました。」との事でした。



どんな理由であれ、今回の購入計画は、甘い考えの私自身が、金融機関を含めた各方面からの信用損失を露呈した案件でした。


しかし、「やまさんには引き続き融資をしていきたいと思いますので今後の融資案件に期待しています!!」と支店長さんにおっしゃっていただきました。



今後は、直近の利回りに惑わされずに、地に足をついた長期的な計画を立てなければと肝に命じました。


そして気が付かないうちに買いたい病に侵されていた自分に気が付きました。


賃貸不動産経営(サラリーマン大家業)はワンミスが命取り!!


ミス手前で金融機関さんのセイフティネットによって救われました。



今後は改めて購入物件の精査を行わなければと肝に命じました。

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