不動産営業マンの副業大家日記

不動産営業マンが副業で大家業をはじめました。そんな大家業を綴っていきます

現地確認と融資打診

さて引き続き回想記事


前回は物件との出会いでした。今回は現地確認と融資打診です。


いざ現地へ

現地で初対面した物件は、同一敷地に2棟が建つ年式のわりにきれいでよく管理された物件でした。


最初は場所悪いかも?と思っていましたが、現地に行くと最近評判の分譲地からほど近く、駅も学校も近く、買い物も便利。


いいねー!とは思うものの、凄い欲しい!!まではいきません。


価格も妥当と思いました。まー普通に買ってもいい物件って感じです。利回りも平均的


すでに新築時からペット可が売りの物件
良い点
駐車場は120%確保 敷地内に全戸分の物置確保、通路も十分な広さ、敷地内にドッグラン併設、近隣に月極駐車場あり、日当たり良好、大通りからのアクセス良好
悪い点
敷地内にかなりの高さの擁壁あり。


客付けは容易だが、出口が大変かも?


金融機関への打診


現地確認ののち、金融機関の支店長様にアポを取り、打診に伺いました。


物件資料を提出した所、「この物件今度はやまさんですか(笑)」との事。


1番手の方も同じ所に持ち込んでいたのは知っていたので、話が早いと思っていたのですが・・・支店長の反応は渋い・・・どうやら住所が気になっている要です。


「審査しろと言うのならしますが・・・」「場所が・・・」「入居つくの?」「20年は無理!15年だね・・・」


正直今までの物件と大きく異なり反応は鈍い鈍い・・・この鈍さが、本当に物件の立地なのか、融資引き締めのためなのか判断が付きませんでした。


正直1番手の方もこの反応で諦めたのかもしれません。念のためカマをかけてみたところ、まさに「1番手さんは、エリア的に今後の事業展開の妨げになる可能性を感じて諦めたようですが、特に物件に瑕疵があるわけではないようです・・・」との事。


渋る支店長に週明け改めて15年借り入れでの事業計画を立てて持ってくる約束をして、金融機関を後にしました。


その後仲介さんに融資打診まで終了した事を伝えましたが、反応の悪さも伝え買えないかもしれない旨も伝えておきました。


支店長からの連絡


支店長の反応の悪さにもやもやして一晩過ごしました。


果たしてこの物件を購入することは、今後の事業展開に支障が出るのだろうか?


再度詳細に計画を立て直してみます。


しかし、悪くない試算・・・


そんな中、土曜にもかかわらず支店長から携帯に連絡が・・・


何でしょう?早くも否決??怖いです・・・


恐る恐る電話に出ると・・・「やまさん!!今たまたま近く通ったついでに物件見たらいいじゃない!!」「1番手のAさんは珍しくトーンが低かったからダメ物件と思ってたけど、マジいいですね!!前向きに検討します!!」「Aさんはなんであんなにトーン低かったんだろう?」との事。


?なまま電話を切りました。


1番手Aさんからの連絡

週明け、「俺、2棟バルク諦めたから!!」とAさんから話がありました。
理由を聞くと、「住所を言ったら支店長の顔色が曇って・・・今進行中の新築に悪影響が有ったら困るから・・・」との事。それ以外は特にないようです。


支店長の顔色・・・わかります・・・


実は今自分が1番手に昇格して打診中の旨を伝えると、「せいぜい頑張って!多分支店長がダメ出しするよ・・・」「将来の銀行との関係まで考えた方がいいよ」「多分支店長何か知ってるね・・・」とのアドバイス頂きました。


その足で、15年返済での事業計画を再提出してきました。


間違いなくデットクロスと8割入居で赤字確定


しかし、支店長さんは前向きです。


赤字よりも奥さんの保証人大丈夫?との事(笑)


さてどうなることやら・・・答えは今月末日までとの事

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