購入失敗の物件①
さて、いままで、特に波風無く7ヶ月を過ごしてきたのですが、新規物件取得には精力的に動いておりました。
今まで数回の買付けを行ないましたが、全て不調に終わっています。
そんな失敗を紹介して参ります。
まず初回は、11月末に管理会社さんから紹介された物件です
管理会社さんには本業の関係で月に1回は顔を出すのですが、その際に店長さんから売り出しほやほやの未公開物件を紹介されました。
物件の詳細は、隣市の学生アパート 1K10室×3棟で計30室 築30年の物件
田舎の某大学近くの学生アパートとは言え、駅も近く、駐車場は広めで100%完備
学生以外の入居者さんが1/3を締めている物件です。周辺の学生物件よりも広い間取りで3点ユニットですが十分勝負になりそうです。
当時3室の空きで、満室時想定収入は約97万円/月で売値が6500万円でした。
表面利回り18%の物件です。
しかし、大きな問題が・・・
この物件は自家水を使っており、サビ水が全室発生していて、給湯器の破損が多発しており、入居者様からのクレームも多発中で大規模な水道工事を要するとの事・・・
その額約2000万円
そして管理会社は水道を公営水道に切り替え、室内まで配管工事を終わらせなければ新規入居を行わない!!としているそうです。
その事でオーナーさんが売り出したそうです。
それでも利回り13%は魅力的
早速購入の意思を示しました。
店長さんいわく「5000万円まではいける!!」と力強くおっしゃっていたので、5000万円の指し値を行ないました。
同時に水道工事の見積もりと外壁の痛みが激しいため外壁塗装の見積もりを依頼して、銀行さんに打診した所、その場で期間15年7500万円の融資内諾いただきました!!
さて、そんなこんなで、すぐに外壁の見積もりは出たのですが、年末の時期だったため水道屋さんが中々見積もりを出してくれません・・・
暮も押し迫り、焦り始めます。学生物件なので、新年早々に決済して工事を始め、入居募集をかけたいのです。
しかし、水道工事の見積もりも出ない、オーナーさんは価格の面で渋り始める・・・
結論は売止・・・
しばらくして確認するとオーナーさんが満額で建築会社に売ったそうです・・・
欲をかいて失敗しました・・・
反省点!!
- 良い物件に欲をかいた指し値は通用しない!!
- 焦りすぎた