某シェアハウス問題に関して考える・・・②
某シェアハウスオーナ弁護団がスル◯銀行の銀行員を有印私文書偽造・同行使の疑いで告訴したそうです。
皆様はこの記事を読んでどの様に考えるでしょうか?
この問題に対する基本的な私の考えは前述のとおりです。
さて、今回問題になっているのは、銀行員の改ざんに対する加担ですね・・・
加担はあったのか?おそらくあったのでしょう・・・
そこで疑問です。
被害者と称するオーナー様は改ざんをどのタイミングで知ったのでしょうか?
私は不動産売買営業マンです。実際、買主様の依頼で融資書類を作成し代理で銀行に提出する事が多々あります。その際勿論改ざんや虚偽記載なんて行なった事は無いのですが、融資過程で買主様が私の提出した書類(源泉等含む)を見る機会に遭遇した事がありません。
自身のアパートローン・住宅ローンは自分で源泉や預金残高を提出しましたが、提出後その書類を見たことがありません。
さて、繰り返しますが、被害者を称するオーナー様はどのタイミングで改ざんに気が付いたのでしょうか?
私の経験上書類提出前しか知る余地がありません。勿論改ざんしたならば、改ざんの口裏合わせくらいはするでしょうね・・・
銀行員が加担していたならば、破綻後書類を公開するでしょうか?
私が加担した行員ならば不利な情報は開示しないでしょう。
そして改ざんしなければ融資出来ないと行員が知ると言う事は、行員は改ざん前の本来の情報を知っているはずです。
もし、私の考え通り事前審査前に改ざんを知っていたのならば被害者を称するオーナー様方は共犯者であり有印私文書偽造の犯罪者です。その犯罪者が共犯者を訴える・・・滑稽ですね。
もし、この融資のお陰で彼らが儲けていれば、彼らは何も言わなかったのでしょう。しかし彼らは損をした・・・
その損は自己破産レベルのヤバイ損だった・・・
自分で責任を負いたくない!!
運営会社は破綻した。
黒幕からはどう考えても取り返せない。
銀行員はスマートデ◯ズの共犯者だ!!
銀行員が不正したなら銀行にも責任が有る!!
だから、金消契約自体無効だ!!
本来無効なら融資金自体の全額返済が必要だが無理!!
共犯者なのだから、損金しか出ない物件で物納するから債務免除するべき!!
その暁には、晴れて我々は債務が無くなる!!
こんな論法でせめるのでしょうか?
こんな稚拙な理論で提訴していないことを祈りますが、どうなんでしょう?
不動産投資と言う言葉は嫌いですが、誰かのレールに乗る場合、行き先と道程の確認は投資家の最低限の責任だとおもいます。
そして、乗った責任は誰かではなく投資家自身です。
そして彼らは自分の利益のために改ざんを黙認したはずです。
この結果、サラリーマン大家さんたちに大きな迷惑を撒き散らしています。
私自身はスルガ銀行のお世話になっていないのですが、スルガ銀行を頼りにする大家さんは多いはずです。
廻りに迷惑を撒き散らし自己保身する事無く退場をお勧めしたい私がいます。